会話の研究所

いつでも、どこでも、誰とでも、楽しく会話ができる自分を目指す!

会話を続けるコツ

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会話が続かなくて困る・・・

なんてことありませんか?

僕も前はしょっちゅうありました。

でも、会話の上手い人を分析していると、あることが分かったんですよね。

意識的か無意識的かは分かりませんが、いや、ほとんどの場合、無意識なんでしょうね。

会話の上手い人がよくやっているパターンがあります。

 

「前置きはいいから、さっさと教えろよ!」

という声が聞こえてきそうなので、結論から言いますね。

 

スバリ・・・

 

『オウム返し+感想+質問』です。

 

この流れを多用していることが多いなって思います。

そして、これはわりと誰でも使えるテクニックなんですよね。

バックトラッキングって聞いたことありませんか?

相手が言ったことを復唱して、その後ろに質問をつけるっていうアレです。

 

例えば、相手がゴルフ好きで「このあいださ、ゴルフ行ってきたんだよね!」と言ったとします。

そしたら「へえ〜、ゴルフ行ったんだ」と復唱。

その後ろに「どこのゴルフ場へ行ったきたの?」と質問を付け加えます。

・・・といった具合に、復唱と質問で話をつなげていくテクニックをバックトラッキングというわけですが、今回紹介する『オウム返し+感想+質問』は、その発展形と言いますか、もう少し具体的なやつです。

 

だってですよ。

復唱と質問だけだったら、いくらなんでも不自然じゃないですか。

だからバリエーションをもう少し増やしましょうって話です。

 

 

で、そもそも論なんですが、会話ってどんな要素で成り立っていると思いますかね?

まあ、人それぞれだとは思うんですが、僕が思うに次の2つの要素で成り立っていると思うんです。

 

キッカケと連想

 

実際はもっと複雑なんだとは思うんですけど、シンプルに考えると「話のキッカケ」と「その話を連想的に広げていくとこ」の2つなんだと思うわけです。

ちなみに、会話を始めるキッカケの作り方には大きく分けて5つあります。

 

1. 質問

2. 環境指摘

3. 時事ネタ

4. エピソード

5. 相談

 

趣旨が変わってしまうので、ここではあまり具体的な説明はしませんが、一応簡単に解説します。

 

1. 質問

これは「5W1H」「2択」「イメージ」といったテクニックを使った質問のことです。具体的な解説は後でします。

 

2. 環境指摘

これは「場所」「身の周りにある物」「身に付けている物」などを会話のキッカケにする方法です。

 

3. 時事ネタ

これは最近ニュースで話題になっていることなどを会話のキッカケに使う方法です。

 

4. エピソード

これは最近自分に起こった出来事を会話のキッカケに使う方法です。

 

5. 相談

これは悩み相談とか重いやつだけではなく、むしろ軽い相談ですね。例えば「最近おすすめのマンガってないかな?」とか、そういう感じのやつです。

 

 

 

では次に「連想」についてなのですが、ここで必要になってくるのが今回紹介したい『オウム返し+感想+質問』ってわけなんですよね。

まあオウム返しは、さっき説明したバックトラッキングのように相手が言ったことを復唱するだけでもいいんですけど、慣れてきたら「つまり、こういうことだよね?」みたいな感じで要約するように言うと、バリエーションが増えていいと思います。

 

例えばゴルフの例で言うと、「昨日ゴルフに行ってきた」「場所は山梨県のゴルフ場」「高校時代の友人と行った」という情報を聞き出したとします。

そしたら一旦、まとめるように「へえ〜、じゃあ昨日は高校時代の友人と一緒に、山梨にゴルフをやりに行ったんだ?」と確認するように復唱。

すると相手は「うん、そう!」と返してくるはずなので、次の一手で「楽しかったでしょ?」などの質問をすると、相手は続きを話しやすくなるって寸法です。

 

ですが、今回の『オウム返し+感想+質問』的に言うと、「楽しかったでしょ?」という質問ではなく、「うわ〜、それは楽しそうだなぁ〜」という感じで自分の感想を伝えた方がいいですね。

 

で、そのあとに「やっぱ会社の同僚と行ったりするのとは、また違うでしょ?」みたいな感じで質問をするわけです。

または、「途中ビールとかいっぱい飲んでそう」という感じで、その時のイメージを伝えるのもアリですね。

 

ちなみに、このイメージを伝えるっていうのが、3種類の質問のうちの「イメージ」という質問法です。

このイメージを使うことで、質問ぽくならずに話を振ることができるようになります。

5W1Hの質問だけでは尋問みたくなってしまいますからね。

 

ついでに5W1Hの詳細。

いつ(When)

どこで(Where)

誰が(Who)

なにを(What)

なぜ(Why)

どのように(How)

 

 

あと、質問の仕方で「2択」ってのがありましたが、これは「Yes」か「No」で答えられる質問、あるいは「AとBどっち派?」みたいな質問がそれにあたります。

 

まあ厳密に言えば、「5W1H」「2択」「イメージ」の3種類の質問の中で、一番必要になってくるのがイメージですね。

この「イメージ」を上手く使いこなせるようになると、会話が盛り上がりやすくなりますよ。

 

とはいえ、今回意識してほしいのは『オウム返し+感想+質問』の流れです。

そして今後は、それを踏まえながら具体例を使って解説していきます。

なので、それを見ればきっとイメージが掴みやすくなると思いますよ〜!

 

僕自身まだまだ研究中なので、一緒に「いつでも、どこでも、誰とでも、楽しく会話できる自分になる!」という理想を目指していけたらなと思います。

だって、その方が人生楽しくなりますから!

 

 

それでは、ありがとうございました。