会話の研究所

いつでも、どこでも、誰とでも、楽しく会話ができる自分を目指す!

状況によっては挨拶をしないほうがいい時もある

「挨拶は大事だ」とよく言われますし、僕自身も挨拶は大事だと思っているんですけど、しかし状況によっては挨拶が壁を作ってしまう要因にもなりかねないなと思うわけです。

 

じゃあ、どんな時に挨拶をしないほうがいいのかって話なんですが、それは「面識のない相手に突然話しかける場合」です。

 

例えば、学校で同じクラスになった人と友達になった時のことを思い出してみてください。「おはよー」とかの挨拶から入る場合もありますけど、たいていの場合、挨拶なしでいきなり話しかけませんでしたか?

「ねえ、それ何?」とか、「あ! それ可愛い! どこで買ったの?」とか、挨拶なしでいきなり声をかけませんでしたか?

 

でも逆に、挨拶は大事だからと挨拶にこだわって、「こんにちわー」から入ったら、相手は警戒心を抱いてしまう可能性があります。そして、変な空気になってしまい、会話しにくい状況にもなりかねません。

 

なので、挨拶は大事だけど、その価値観に縛られないようにしましょう。

 

この「価値観に縛られない」という考え方は非常に大事です。「固定観念に縛られない」と表現してもいいですね。とにかく、世の中の価値観や固定観念に縛られていると、自分の行動が縛られてしまいます。

 

行動が縛られるということは、未来の可能性が狭まることにもなります。

 

そして、この価値観や固定観念も、結局は「幻想」です。世の中や身近な人から受けた影響によって生み出された幻想なんですよね。優劣なんて本来は存在しないんです。人間が勝手に生み出した価値観なんですよ。

 

その勝手に生み出された幻想に多くの人は縛られています。カッコイイとかブサイクとかも幻想です。本来はそんなものありません。ただあるのは「個性」です。人それぞれ個性の違いがあるだけで、その違いに人間が勝手に優劣をつけているだけなんですよ。

 

だから、あまり人よりも劣っているとか思わないほうがいいですよ。そんなのはただの幻想ですからね。