食べ物の話題は鉄板!
人間にとって大事なものといえば「衣・食・住」ですよね。誰でも服は着ますし、まあ、たまに服を着てない人もいますけど、だいたい捕まりますよね、そういう人って。
それと、食事もみんながとるものだし、住む場所だって基本的には誰でもあります。中には住む場所のない人もいますけど、そういう人たちってサバイバル能力が半端ないですよね。マジですごいなって思います。
で、この「衣・食・住」の中でも特に話題にしやすいのが「食」です。食べ物は共通の話題として成立しやすいですし、盛り上がりやすくもあります。
例えばテレビでこんな会話がありました。3人でケーキを食べている場面です。
Aさん「私ね、甘いものを凍らせる癖があって……」
B&C「えっ!?」
Bさん「チョコとかを凍らせるってこと?」
Aさん「そうそう。バームクーヘンとか、カステラとか、マドレーヌとかも全部凍らせて」
B&C「へぇ〜」
Aさん「で、もちろんスナック系も冷凍庫に入れて」
B&C「はあ!? うそでしょ!?」
Bさん「ポテトチップスとかも凍らせるってこと!?」
Aさん「そのほうがパリパリ度が増して食べられるんですよ!」
Cさん「えっ!? なんか解凍した時にシナシナになっちゃいそうなんだけど……」
Aさん「平気平気! 解凍させる前に食べちゃうから!」
Cさん「冷たいまま?」
Aさん「そう、凍ってるまま!」
Cさん「えええええ!!?」
Bさん「Aさん変!」
Aさん「いやいやいやいや! 確かにそれは変だって言われるんだけど、その変を超えて自分も試してもらった時に、正解がわかるっていう、この私の想いが……」
Cさん「いや、全然わかんない! ……え、じゃあ、バームクーヘンとかも凍らせて、凍ったまま……」
Aさん「あのね、みんなが想像するようなカチコチにはならないんですよ」
Bさん「そうなの?」
Aさん「そう。それがたぶん、分析してった結果、バターとか生クリームの油分が、ものを凍らせない。だからね、なんかね、ぎゅーって感じになるの!」
Bさん「でもさ、ポテトチップスが凍ってたらイヤじゃない?」
Cさん「うん」
Aさん「いや、だから、凍らないんだって! パリパリ度が増すっていう……」
Bさん「冷蔵庫じゃダメなの?」
Aさん「冷凍庫で!」
Bさん「…………」
Cさん「でも冷たいんだよ。ポテトチップスが」
Aさん「そんなペラペラの1枚で温度なんて感じられないから!」
Cさん「あははははは!」
Aさん「食感だけ!」
Cさん「そーなんだ!」
みたいな会話が繰り広げられていたのですが、とても盛り上がっていました。要するに、自分の食べ物に対するこだわりみたいなことを話していたわけです。バームクーヘンやポテトチップスを凍らせて食べると、いかに美味しいかってことを語っていたわけですね。
ちなみに、僕自身もコンビニで買ったパウンドケーキを凍らせて食べてみたことがあります。けれど、個人的にはイマイチだったというか、美味いとは思わないけど、べつだん不味くもないという、非常にコメントしづらい味でしたね。
あと、ポテトチップスを凍らせて食べるのも試してみたことがあります。でもそんなにパリパリ度が増したって感じはしませんでしたけどね。もしかしたら、やり方が間違っていたんですかね?
ところで、今回の会話例を使って、「ポテトチップスを凍らせて食べるとパリパリ度が増して美味しくなるらしいよ」という感じで、会話のネタに使うこともできると思いますし、そこから話を広げていくこともできそうです。
まあ、そのためにはパターンを頭に入れておくか、あるいは連想ゲームのように広げていくしかありません。連想ゲームのように話を広げていくにしても、あらかじめパターンを頭に入れておいたほうが広げやすくなると思いますし、自由自在に話を広げられるようになると、まるでゲームのように楽しくなりますよ。
ゲームといえば、会話をゲームとして捉えてみるのもオススメです。
・いかに相手を楽しませるかゲーム
・いかに相手と仲良くなれるかゲーム
みたいな感じで捉えると、会話や人間関係の構築を楽しめるようになります。
恋愛シミュレーションゲームとかで仲良くなることを「攻略」っていうじゃないですか。まあ、やったことないんで詳しいことは分からないんですけど。でもその考え方を活用して、「どうやって、この人を攻略してやろうか!」という感じで人間関係構築を捉えるのもアリだと思うわけです。
そんな感じで、ゲーム感覚で会話を楽しんでいきましょう! はじめは上手くいかなかったとしても気にしちゃダメです! 赤ちゃんだって何度も転びながら歩けるようになりますよね。僕たちも赤ちゃんのド根性を見習いましょうよ!